日向宗介の住みやすさ調べ

【隣人ガチャ回避】失敗しない賃貸の選び方”1フロア1世帯物件”って知ってますか?

引越しを重ねまくって、ようやくたどりついた失敗しない賃貸物件の選び方。

それは1フロア1世帯物件を狙うことです。ちなみに今僕が住んでる物件も1フロア1世帯物件で、家賃は地域の相場と同じくらい

日向宗介
1フロア1世帯物件というのは、1階に1部屋、2階に1部屋と言った具合に各階層に1世帯しか部屋がない小さめのマンションのことだよ

もうこれが快適なんですよ…。

なぜぼくが1フロア1世帯をおすすめするかというと、物件選びってどれだけ慎重に選んでも、結局は運要素なところもあるというか隣人ガチャなんですよね。例えば、

といった感じで借りる前にどれだけ調べても、運が悪いと騒音トラブルにまきこまれてしまいます。壁を叩いてみてコンコンという軽い音がすると防音性能が低いとか、部屋の真ん中で手を叩いてみて音が反響しないと防音性が低いというのは良く言われていますよね。

たしかにその傾向はあるのですが、そういったチェックポイントをクリアして防音性が高い(と言われている)物件でも、隣人のタイプによっては「このひとの生活音は壁を貫通する属性でも持ってるのかな?」というくらいうるさいときがあります。

日向宗介
一番最初に都内に引越した時は、隣にヤンキーが住んでてうるさかった思い出…

物件の構造的にしっかりしてるタワーマンションですら騒音問題は発生します。というわけで物件選びの運要素をなるべく排除するにはどうしたらいいのかというと、「そもそも隣人がいない物件、1フロア1世帯物件」に住めばいいのです。ぼくが今住んでいる1フロア1世帯物件は、

という感じで、メリットしか感じてません。もしまた引越して別なエリアに住むことになっても、1フロア1世帯物件を探すと思います。

日向宗介
まちがいなくいままで住んできた物件の中で一番良い…!

良いことづくめの1フロア1世帯物件の一番の問題は、「そもそもの物件数が少ない」ということです。ちなみにうちは4世帯(4階建て)なんですけど、どの部屋も常に満室です。おそらく住人の定着率も高くて大家さん的にもいいと思うので、今後こういった物件が多くなればいいな~。

静寂を愛する方には本気でおすすめな1フロア1世帯の賃貸物件、どれほど良いのか、本当にデメリットはないのかを更に詳しく実際に住んでる僕がレビューしていきたいと思います。ぜひ物件探しの参考にしてみてください。

失敗しない賃貸の選び方は”1フロア1世帯”が最強

1フロア1世帯の賃貸物件ってどんなもの?

不動産屋さんによっては「1フロア1世帯が希望です!」って言うとおすすめを出してくれるところもあります。ただネットでよく見る大手の賃貸物件サイトにはそういった絞り込み検索用の項目がないんですよね…。

日向宗介
ぼくが今住んでる物件は地元の不動産屋さんにしか情報がない物件だったよ

そもそも市場にでてる物件数も少ないので、自分が住みたいエリアに良さそうな物件を見つけたらラッキー!という感じです。ちなみに、一人暮らし用の1フロア1世帯物件は見た目がだいたいこんな感じ。

ぼくが住んでる家もそうですが、ちょっと細長くてベランダが1つの階に1つしかないのが特徴的です。

【隣人ガチャ回避】1フロア1世帯物件のメリット

騒音問題に悩む確率がものすごく少なくなる

一番のメリットはやっぱりコレですよね。騒音問題は入居後に起こる1番多いトラブルです。どんないい防音対策が施されてる物件だとしても、隣人がやばい人でガンガン音楽を大音量で流してたり毎日がパーリィだとストレスで眠れなくなります。

日向宗介
考えただけで頭がいたくなるよね…

そういった問題はそもそも隣人がいるから起こるわけで、隣人がいない1フロア1世帯タイプは隣人に悩まされることがありません。

自分がちょっと音を出していても、隣人がいないので迷惑がかからない

例えば、友達がきてはしゃいでるときや映画を鑑賞してるときなど、音がほかの住人の迷惑になってないかな?って思うときありますよね。1フロア1世帯物件の場合、上と下の階に音が漏れさえしなければ良いわけです。上と下に漏れる音は話し声や音楽ではなく、足音の場合がほとんどなので、気兼ねなく映画を楽しんだり友達を呼んだりできちゃいます。(木造など騒音対策が皆無な物件を除いて)

隣人がゴミ屋敷化して虫が繁殖することがない

どれだけ清潔に住んでいたとしても、隣人がゴミ屋敷化しているとそこからベランダなどを伝って虫が侵入してくることがあります。1フロア1世帯物件はその心配がありません。ゴキブリ嫌いなぼくには最高の条件です。

住んでる人が少ないから、ゴミ捨て場が汚くなりづらい

ゴミ捨て場を利用する人が4世帯しかないので、汚いゴミの捨て方をするとすぐにバレます。多くの人が住んでる大規模なマンションほど、一人ひとりの責任意識が薄くなって「まぁ自分くらいならちょっと適当にゴミ出ししてもいいか」となりがちですよね。その点、世帯数がものすごく少ない1フロア1物件は共有意識をもってキレイに使おうとしてる感じがします。落書きだってもちろんなし!

よく言われているデメリットはホント?

家賃設定が高めって本当?

これは正直、物件によると思いますがぼくが住んでる物件はそんなことありませんでした。むしろ隣の部屋との壁を厚くして防音機能を高めた物件よりも建築コストは安いはずなので、騒音対策バッチリな高い物件よりは相対的に安いと思います。

外の音がうるさい

これは確かに外で誰かが騒いでると聞こえやすいと思います。4方向どの壁も外部に面してるのでそれはそのとおりですね。ぼくの住んでるエリアはさほど外がうるさくないので気になりませんが、外がやかましいエリアの物件はやめておいたほうがいいと思います。とは言うものの、都内と言えども住宅街はどこも閑静なところが多いのでそんなに気にしなくて良さそうかな…。ただ、商店街の中にある物件は要注意です。

気温の変化が大きくなりやすい

壁が外部と接してるため、外の気温の変化が室内にダイレクトに伝わりやすい…と言われていたりもしますが、これは物件によりけりです。ちゃんと断熱加工がされてる物件なら特に問題はありません。

日向宗介
実際ぼくも住んでて、夏だから熱くなりすぎる!とか冬だから寒くなりすぎる!的なのは今のところ感じてないかなぁ…

窓が多いから結露も多いってホント?

これもうーん、物件の質によると思います。ぼくの部屋も窓が多くて5箇所ありますが、結露したりカビがはえたことは一度もありません。ただ、築年数が20年以上とかの古い建物だと気にしたほうがいいかも。

どの壁面も窓があるので家具の配置が難しい?

これは特に感じませんでした。たしかに普通の物件よりも窓が多いですが、壁の上に明り取りとしてついてるだけだったりするので特に家具を置く邪魔にはなっていません。

むしろ騒音問題を気にしないでテレビの配置を考えれるので、レイアウトの自由度は高くなっています。

冷房の効きが悪いってホント?

ぼくの住んでる物件はまったくそんなことはありません。これも物件によって築年数が20年以上だと隙間ができて冷房の効きが悪いということはあるかも…というくらいです。

新築だと更に良し

ぼくが住んでる物件は、新築で一番乗りした物件でした。すべてが新しくて、設備もいいのでやっぱり新築物件は良いですね…。新築の良さと1フロア1世帯という条件が合わさってよりよい物件になってるんだと思います。探すなら、一番の候補は「新築」で「1フロア1世帯」!

全室角部屋物件というのもアリ

もし物件自体なかなか見つからない…というのであれば、全室角部屋物件というのも少ないですがあります。これはつまり、1フロアに数世帯の部屋があるものの、全ての部屋の間に共有の通路や階段が挟まってて、それぞれの世帯の音が漏れづらくなってるタイプのこと。

これも1フロア1世帯ほどじゃないですが、隣人の騒音に悩まされる可能性が低い構造の物件です。ただ壁が薄すぎると、共有階段の上り下りの音は結構響くことがあるので要注意。

まとめ:どれだけ防音性能が高くても、まったく音がしない物件はない。だからこそ隣人がいない物件が最強

どれだけ防音にこだわった物件でも、完璧な防音というのはありません。鉄筋コンクリートで出来たマンションでも、隣室との境にある壁は薄いパーテーションみたいなものだったりすることもあります。

そして騒音トラブルというのはだいたいめんどくさいことになりがちです。管理会社に言ってもらうのが一番なんですけど、ほとんどの場合、言われてすぐは静かになっても、しばらくするとまたうるさくなるものなんですよね…。

ヘタに抗議して逆恨みされて事件になるのもイヤですし、それなら最初から隣人がいない物件を探すに越したことはないと思います。もちろんすべての1フロア1世帯物件が騒音問題がまったくないというわけではありません。ダメな物件はあるにはありますが、確率の問題として普通の賃貸物件よりはトラブルになる可能性は非常に低くなると思います。隣人ガチャのハズレを引かないですむ最良の方法は、隣人がいない物件なのです。

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