住みやすいところを探しているけど悩んでいる時は、「近くに大きな公園があってすぐに気分転換できる」という条件で探すのも一つの手です。特に社会人になる方はストレス解消が気軽にできるかどうかはかなり重要なポイントになってきます。今回オススメするのは、京王線の芦花(ろか)公園駅と八幡山駅から徒歩15分で行ける蘆花恒春園(ろかこうしゅんえん)。
勢いよく発音すると必殺技みたいな名前ですが、とてもひろびろとしていてのんびりできる公園でした。ちなみに全体マップはこんな感じになっています。
大きく分けて、アスレチック広場、並木道、花の丘、荻のトンネル、草地広場、雑木林、児童公園、竹林、ドッグランというよくばりセットみたいな内容です。ほかにもものすごく古い日本家屋の徳冨蘆花旧宅(とくとみろかきゅうたく)という家があって、そこも無料で見学することができました。
蘆花恒春園の良かった点
- ひろびろとしているのでジョギングが最高
- ぼんやり歩いてるだけでも気分転換になる広さ
- 子供が遊べる児童公園やアスレチックもある
- 筋トレできるような器具もちょこちょこ置いてある
- ドッグランがあるので、犬と生活してる方にも便利
さっそくそれぞれの場所をレポートしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
住みやすさは公園で選ぶのもアリ。蘆花恒春園
まず最初は児童公園から
濾過春節公園の児童公園入口側。右側の奥には東京ガスの丸っこいガスタンクが並んでいるのが見えます。
そしてこちらが児童公園エリア。ブランコ、滑り台、ベンチと揃っていて、まさに平和そのもの…。小さい子とお母さんがシャボン玉で遊んでいて、ものすごくほのぼのとしていました。
児童公園を抜けて、アスレチック広場に向かうところです。このように道幅も広く、人通りもそんなに多くないので開放感が素晴らしいです。
アスレチック広場
児童公園から歩いてると、左側に四阿(あずまや)があり、休憩できるようになっています。蘆花恒春園はいたるところに四阿があって、のんびりしやすいような作りになっていますね。
そしてこちらがアスレチック広場です。まぁ、子供向けなのでオトナはさほど遊ぶことはないかも…笑。
子供向けエリアということで、どんぐりの木クイズがありました。
「私のお母さんを探して!」とどんぐりに依頼されるという難問。
花の丘
アスレチック広場の横っちょには花の丘という花ゾーンがあります。
都内に住んでると花の匂いを嗅ぐことってほとんどなくなっちゃうよね
ドッグラン
草地広場というちょっと広めの長ーい道を抜けていくと、ドッグランが見えてきます。柵で囲われているので犬が逃げ出しちゃうこともありません。思いっきり走れる場所があると、犬にとっては嬉しいですよね。
そしてドッグラン付近から見えるマンション群。ここらへんに住んだら、すぐに目の前にでっかい庭があるようなもんだもんなぁ…いいなぁ…。ちなみに近くにはスターバックスもあります。
古い日本家屋の愛子婦人居宅と秋すいしょいん、梅屋書屋
ドッグランを抜けて歩いていくと、かなり古い家が「東京都指定史跡」として保存されています。
めちゃくちゃ情緒ある…!中にも入れて、久しぶりに畳の感触を感じました。しっかりとしたセキュリティでカメラはいたるところに設置されていますが人はほとんどおらず、ここでものんびりできました。
別角度から見るとこんな感じ。趣がすごい。
近くにある芦花記念館。
竹林もありました。雑木林あり竹林ありで、自然をお手軽に堪能できます。
そしてこの開放感。木が点々とあるだけでだだっ広い空間は、都内ではかなり貴重です。(奥多摩まで行けばむしろこういうところだけになるけど…)
ちょっと大きめの鉄棒もあって、懸垂なんかもできちゃいます。筋トレしまくる方にはいい感じ。ほかにも別な場所に腹筋をしやすいようなベンチもありました。
まとめ:家の近くにあるととても良さそうな蘆花恒春園
都内に住んでいると、いつのまにか自然と触れ合う機会がなくなっていきます。社会人となればかなり忙しくなるので、心にも余裕がなくなってくるはず。そんなときに、休日にこういった広々とした公園が近くにあれば、いい気分転換になりますよね。とくに日々のお仕事などで精神的にウツ気味な方にはものすごくおすすめです。
最寄り駅の芦花公園駅と八幡山駅はスーパーも充実していて、かなり住みやすいエリアになっています。もし都内での引越しを考えていて、どうにも場所選びの決め手にかけるって場合はこういう公園が近くにあるところを選ぶのもいいと思います。