高円寺に住んだら行こう。魅惑のお一人様カフェ「アール座読書館」

引越しをして一人暮らしを始めたら、ぜひ行って欲しいのがアール座読書館です。

高円寺にあるカフェなんですが、ものすごく独特というか個性的。まさに「お一人様専用」の図書館より静かに楽しめるカフェなのです。

ここのポイントをまとめるとこんな感じ。

アール座読書館の良さはこれだ!

  • 各席はそれぞれテーマがあって居心地が良い
  • 私語厳禁なのですごく静か(お話したい方は上の階にあるエセルの中庭へ)
  • 筆ペンやガラスペンを使ってお手紙が送れるメニューもある(こんな機会に両親や幼馴染に手紙を送るのも良いかも)

ぼく、日向宗介の評価はこうなりました。

アール座読書館について
居心地の良さ
(4.5)
料理の美味しさ
(3.0)
友達と行く
(1.0)
恋人と行く
(2.0)
女性一人で行く
(5.0)
男性一人で行く
(5.0)
メニューの豊富さ
(2.0)
席のゆったりさ
(4.0)
日向宗介
静かな場所が好きな方、一人でいたいときがある方、本を読む方にはものすごくおすすめ!

ちなみにぼくが今回座った席はこちら。

日向宗介

すごく落ち着けて良い感じ…!

他のお客さんとのプライバシーもしっかり保たれてて、それも良かった…

引き出しを引くと、そこにはジオラマが広がってるという遊び心もアリ。

日向宗介

日々の慌ただしさに疲れちゃったら、ここにきてぼんやりするのってすごく良さそう

ぼくは本を読むのも好きだから、お気に入りの本を持って行ったらすごく集中できたよ~

そしてユニークなメニューとして「万年筆やガラスペンを使ってお手紙を送ることができる」というものがあります。封筒にはロウで封印もできたりして本格的なお手紙を送ることができちゃいます。普段、スマホで連絡を取ってる人にこれを送ったら結構喜ばれそう…。というわけで、アール座読書館のそんなこんなをまるっとレビューしていきたいと思います。

一人暮らしの人にこそ行って欲しい、高円寺にある魅惑のお一人様カフェ「アール座読書館」

場所は、駅チカ徒歩3分くらい。でも知らないと入ることはなさそうな隠れ家的雰囲気。

アール座図書館は、この写真の真ん中らへんにあります。正直、ホルモン屋さんと後ろのカラオケ居酒屋のインパクトが大きい…笑。もうちょっと近づいてみます。

ここまで近づけば、雰囲気あるいい感じのお店構えがわかりますね。いやーでもこれ、こんなお店があるって知らなかったら絶対に気が付かないな…。まさに知る人ぞ知るってこういうことなのかも。

2階にあるのが、今回行ったアール座図書館。ものすごく静かに過ごすカフェです。その静けさがまた心地良い…。

3階は友達や恋人と行ってお話できるエセルの中庭になっています。夜は照明が暗くなるから読書には向きません…ということは。めちゃくちゃいいムードが作れるってことなのでは!?デートはこっちですね。

2階に上がると、お店のドアにはこんな注意書きが。店内は静寂を楽しむ空間となっておりますと書いてあります。実際にぼくが行ったときも、女性客2名、異国のイケメン(東南アジア系?)が1名とそれぞれみんな一人で来ていました。そして誰しもが静寂を楽しみ、一瞬の連帯感というか、「ここは静かな場所だよね」という共通認識がしっかりあってよかったです。

夜は通常なら22時半までやってるみたいですが、今は19時に閉店でした。

初めて入る方用に、中が覗けるレンズもあります。ちらっと覗いてみたんですが、ここから覗いてみる景色も「おおーなんかおしゃれだぞ」ってなるので一回は覗いてみるのがおすすめ。

アール座図書館の店内は、緑、静寂、時計の音、静かな音楽

開店早々に行ったので、ぼくが一番乗りでした。

日向宗介

いい雰囲気ですね~

これは良カフェの予感

高円寺に住んでる人、いいなぁ…

さっそくそれぞれの席を見てみましょう。※店員さんに許可もらいました。

目の前にある小さなランプの明かりが優しい席。

ビオトープというか、水槽が目の前にある席。

なんとなくジブリっぽさみがある席。ちなみにこちらの机の引き出しには…

鉱石が入っていました。こういう遊び心がステキ。

黒いシックな席もあります。うーん、もしかして、夜に行ったらものすごく雰囲気良いのでは…。もしくはしとしとと雨が降る時に行っても良いですね。窓の外に降る雨を眺めながら、ぼんやりしてたい。

本もいろんなジャンルがあります。手ぶらで来て、自分の知らない世界を知るのもいい過ごし方かもしれません。

漫画もあります。ドラえもんもあったりして、意外と現実感…笑

ぼくの席は、小さな水槽とゴリラ

ぼくの席にあるインテリア。よく見ると…

ゴリラがいます。なんとも言えない表情である。

メニューはごくごく少なめ。コーヒーや紅茶を楽しもう

頼めるドリンクは、こだわりのコーヒー数種類と紅茶数種類がメインになります。でも今日は暑かったので、梅レモンソーダ(700円)頼んじゃいました。

梅レモンソーダ、素朴な味で美味しい。今回持ってきた本は、森見登美彦氏の「聖なる怠け者の冒険」です。

食べるものはクッキー、ブラウニー、ストローブワッフルの3種類のみ。ここは食べ物を楽しむのではなく、ゆったりとした時間を楽しむのが正解っぽいですね。

ドリンク付きでお手紙が作れる、お手紙セットを試してみた

せっかくなので、ドリンクがついたお手紙セットを頼むことに。ドリンク付きで便箋2枚、封筒1つ、切手1枚ついて1,100円なので結構リーズナブル。今回、生まれてはじめて羽ペンとガラスペンを使ってみました。

これがお手紙セットで借りる文具たち。なんかわくわくしますね…。ガラスペンなどすぐ壊れそうなものもあるので、取り扱いは慎重にです。カフェの片隅で、誰に知られることもなくこういうのをやるのが楽しい。

封筒や便箋はたくさんある中から選べます。いろんな種類があるからきっと気に入ったのが見つかるはず。

ぼくはこれにしました。ハンプティダンプティの封筒と、動物の便箋、星の王子さまの切手!

日向宗介
世界観が見事にバラバラなことに、これを書いてる今やっと気がついた…

水差しからペンを洗うビンに水を移します。こういう実験ぽい感じ、なんか久しぶりだなぁ…。(実験という実験でもないけど)やり方は一緒に渡される紙に書いてあるので、それを見ながらやっていきます。わからなかったら声を掛けてくださいねって言われたんですけど、できるだけがんばる。

まずは羽ペンで書いてみます。ペン先もいろいろ選べるんですけど、よくわからんかったので直感で選んだこれにしました。人生初の羽ペン、はたしてうまく書けるのか…!?

日向宗介
幼稚園の高学年かな?

普段まったく文字を書かないので、あまりのヘタさ加減に絶望しそうになりましたが、まぁまぁ個性ってことでOKです。続いて、ガラスペンも試してみましょう。

こっちのほうが書きやすい!こころなしか上にいるシマウマも喜んでますね。

日向宗介
たぶん初心者はガラスペンが良さそう

便箋は2枚あるので、1枚でこうやって練習して、もう1枚を本番にするといい感じ。お手紙が書けたらつぎはロウで封印していきます。

ロウの封印セットを並べてみたところ。これは…なんか…すごそうだぞ…。まずマッチでキャンドルに火を灯すところからはじめます。マッチの入れ物の裏面がこする場所になってるんですけど、すでにツルッツルになっててなかなか火がつかないので、原始人なみに根気強くシュッシュしてください。

日向宗介

そしてキャンドルでロウを炙る!

すごい

こんなん初めて!

ロウがいい感じに溶けてきたら、封筒に垂らしていきます。そしてシーリングスタンプを載せて、ロウが固まるまでしばし待ちます。

なんか貴族感ある…。

日向宗介
シーリングワックス、無事完成!(ちょっとズレたけど)

すごーい!なんか貴族ですね。中身はまったく貴族とは程遠い手紙ですが、見た目は貴族です。

そしてこれに切手を貼れば完成!この時点で気がついたんですが、シーリングワックスやる前に宛先を書きましょう。シーリングワックスが結構凸凹してるので、この状態だと書きづらいです。

日向宗介
ぼくはこんな感じで抜けてるとこある…

でもすごく久しぶりな手紙を書くという体験、楽しかったな~。

まとめ:高円寺で一人の時間を楽しみたいとき、誰かに手紙を送りたいとき、そんな時にいいステキカフェ

自分の住んでるところの近くにあると良いカフェってこういうのじゃないかな…という感じがしました。肩肘張らずに、リラックスできて気分転換ができる、そんなカフェです。よく考えてみれば、静かなカフェって意外とないんですよね。

某チェーン店だと、隣の席でマルチの勧誘や宗教の勧誘が始まったりするし…それはそれで聞いてると面白いんですがリラックスはできないです笑。高円寺に住んでたら、夜にふらっとここに来て静かな時間を楽しむのもいいなぁ…。日常の中に非日常をうまく取り入れることができるカフェだと思います。

次は雨が降る静かな夜に行ってみます。

場所と営業時間

住所:東京都杉並区高円寺南3丁目57−6

営業時間:火、水、木、金は13時30分~22時30分 土、日は12時~22時30分

定休日:月曜日


日向宗介

引越しをする方のためになれば良いなと思って、部屋探しから引越しまでの後悔しないポイントをまとめて書いてみたよ

部屋探しのコツまとめ。都会で情弱ホイホイされないために。


わかってるようで実はあんまりわかってない引越しのコツや情弱ホイホイされないための知識をみにつけよう!

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ABOUT US
日向 宗介
田舎から東京に出てきた系男子。 東京って地域によってぜんぜん雰囲気が違うことにびっくりして、世界を知った気になりました。 東京育ちの知り合いにそれを伝えたところ、鼻で笑われました。 猫好きだけど犬も好き。 都内で6回の引越しを経験してます。