東京メトロ銀座線のイメージを言うと「エリートオフィス街から下町までを網羅する路線」です。渋谷駅から浅草駅までが銀座線なのですが、端っこから端っこまで乗っても34分しかかかりません。
もちろん全部の駅を一つ一つ現地に行って調べてきたんですけど、一駅離れるだけで街の雰囲気が全然違うこともあって楽しかったです。
東京のど真ん中を走る銀座線は繁華街とオフィス街が多く、住みやすいエリアは基本的に浅草寄りになってきます。
総合的に住むのに適してないエリアのほうが多い銀座線だけど、利便性も高いのでこの付近に住むのはかなりアリ
セレブ・エリート向けな駅も多い銀座線は、美味しいお店も沿線沿いにたくさんあります
なにはさておき、銀座線の住みやすいおすすめはここ!
ぼくの住みやすさのおすすめ基準は、シンプルに言うと「地方のお父さんが一人娘を上京させて安心できるエリアか」です笑。
詳しく書くと、
- 初めての一人暮らしでも過ごしやすか
- 都心への交通の便は良いか
- 駅周辺がある程度栄えているか
- 犯罪件数が多すぎないか
- 街の雰囲気は良いか
- 居酒屋が多すぎないか
- うるさくないか
- 大きいスーパーがあるか
- 家賃相場は20代前半でも支払えるくらいか
ここらへんを重点的に考えて独断で決めています。
銀座線は都心のど真ん中を走る路線なだけあって、家賃相場はそんなに安くはないよ
でも住んだら便利な地域もあるから、諦めずにリーズナブルな物件を探す価値もあると思います
割安物件や自分の好みにあった物件を簡単に見つける方法はこっちに書いたから、よかったらこれも参考にどうぞ😀
銀座線で住みやすい街おすすめその1:浅草
浅草って観光地じゃないの?と思われるかもしれませんが、実は住宅地としても発展しています。大型スーパーはいたるところにありますし、近くの隅田川は気分転換にいいです。そして、なによりたくさんの外食産業があります。
深夜と早朝以外は常に人がたくさんいるのでそこは好みの問題がありますが、住宅エリアは静かなので総合的に考えると住みやすいエリアだと…思うけど、やっぱり好みの問題はあるかもしれない(自信なくなってきた)。ぼく個人としてはもっとお金に余裕ができたらぜひ住みたいエリアです。
銀座線で住みやすい街おすすめその2:田原町
浅草のお隣というか、浅草エリアの端っこにある田原町。ここも住みやすいエリアとなっています。浅草は悪くないけど人混みがエグいのよな…という方にはこちらがおすすめ。
朝ごはんはパン派の方には、究極の食パンが買える超有名店のペリカンもあります。
銀座線で住みやすい街おすすめその3:稲荷町
田原町のすぐお隣にある稲荷町。また浅草エリアかよって思われるかもですが、住みやすいエリアとなるとやっぱりここらへんになってくるんですよね…。稲荷町は上野駅と浅草駅の間にあり、上野駅寄りになります。上野もなんといいますか独特の熱気がある街なのですが、居酒屋をはしごするのが大好きな方にはぴったりの街です。そんな上野と浅草に歩いて行ける距離にある稲荷町。このあたりは静かなので、喧騒からは離れつつすぐに飲み屋街に直行できるエリアとなっています。つまり貯金が貯まりやすいエリアではありません。そこが難点です。
【宗介の調査記録】ほかの銀座線の住みやすさを一駅ずつ解説!
上記でおすすめの住みやすいエリアは以上となります。銀座線、住みやすいエリアが少ないんですよね…。とはいえ、お金に余裕がある方には住みやすいエリアというのが銀座線沿線には多いのでそこをこれから紹介していこうと思います。
お金に余裕があれば住みたいエリアその1:表参道
言わずとしれたオトナ向けショッピング街の表参道。もしここに住めたらそれだけで自慢できると思います。外食する場所もそこそこあり、治安も悪くないエリアなので月の食費に何十万円もかけれる方で単身者なら住むのも良さそうです。
お金に余裕があれば住みたいエリアその2:外苑前
エリートが働く街、外苑前。所得が高い方向けの高級グルメなお店も多い街です。スーパーもセレブ向けで、すぐお隣は表参道という立地なので家賃もかなりお高め。お金に余裕がある落ち着いたオトナ(でもグルメは妥協しない)みたいな方なら住むのもアリかも。
お金に余裕があれば住みたいエリアその3:末広町
電気街で有名な秋葉原の端っこに位置する末広町。秋葉原駅周辺よりも人が少なく、主要道路周りを除けば閑静な住宅街となっています。秋葉原が好きでよく通ってる方にとっては憧れの立地ですね。
お金に余裕があれば住みたいエリアその4:神田
昔ながらの雑居ビルが多くひしめく神田エリア。中年男性の心をくすぐる美味しいお店も多く、単身赴任で東京に来るならここが天国です。ただし家賃が高いので、会社で家賃を持ってもらえないとちょっとキツイかもしれません。
お金に余裕があれば住みたいエリアその5:青山一丁目
住宅地の中に各国の大使館があるセレブな街、青山一丁目。落ち着いた街ですが、すぐお隣に欲望の街六本木があります。六本木で遊ぶことが多い方には便利な立地ですね。
お酒を飲むのが大好きな方向けの住みやすいエリアその1:上野
博物館や美術館がある立地ながら、安くお酒が飲みまくれるエリアとしても有名な上野。むかしよりは品が良くなったような、いやでも時間帯と場所によっては昔と変わらないような、とにかく雑多で熱気がある街です。好みが結構わかれるエリアですが、好きな人はずっと住んでいそうな魅力があるのもたしかです。
お酒を飲むのが大好きな方向けの住みやすいエリアその2:上野広小路
こちらもほとんど上野駅周辺と変わらず、上野オーラのあるエリアです。唯一無の空気感が漂う上野は、もし都内に来たらぜひ一度は行ってみてください。そして引越し先に選ぶかどうかは慎重に決めましょう。
お酒を飲むのが大好きな方向けの住みやすいエリアその3:渋谷
再開発がいたるところで進み、新たな姿となりつつある渋谷。街全体が繁華街のようなイメージですが、実は駅からちょっと離れただけでもマンションは結構あります。都会らしさを味わいながら生きていきたいのであれば最適な街ですが、常に人がいたるところにいるのでなかなか落ち着いた気分にはなれない街です。
お酒を飲むのが大好きな方向けの住みやすいエリアその4:新橋
おじさんの聖地として名高い新橋。飲み屋がたくさんあり、ガード下の飲み屋で飲んでいると「あーなんか社会人やってる感を肌で感じるな…」としみじみ思ったりします。基本的におっちゃん向けな居酒屋が多いのでデートに使いづらいと思われがちですが、すぐ近くの汐留らへんもあわせれば意外と雰囲気の良いお店もそこそこあります。
お酒を飲むのが大好きな方向けの住みやすいエリアその5:赤坂見附
赤坂見附はほぼ赤坂駅と同じエリアで、TBSのお膝元、さらにはコリアンタウンとしても栄えています。前にここで働いていたことがあるのですが、仕事終わりに飲んでいるといかにもTV関係者っぽい人を多く見かけました。
住むより遊び・お買い物で来るエリア:銀座
高級ブランドショップが並ぶ銀座は、イメージ通り住宅はほとんどありません。住むとしても相当お高い家賃を払い、外食も美味しけどお高いお店に行くことが多くなるためよっぽどお金に余裕がないと厳しいと思います。ここの近くに住みながら毎日美味しいものを食べる生活ってちょっと憧れますね…。
住むより遊び・お買い物で来るエリア:日本橋
高級デパートの高島屋がある日本橋。ほぼ商業&オフィス地区に見えますが、多少はマンションもあります。このあたりの会社に勤めている方であれば、ここに住むのもやぶさかじゃないかも…。
住むより遊び・お買い物で来るエリア:三越前
高級デパートの三越がある三越前。そのまんまな名前です。こちらも日本橋と同様に住むのに最適化された街ではないので、多少の不便はありますが住めなくもない街です。地方のアンテナショップがたくさんあるので、ここに住むと都内にいながらにしていろいろな地方の名産を食べることができます。
住むより仕事・食事で来るエリア:溜池山王
エリートな会社が集う溜池山王。正直、ここに住みたいという方はそんなにいない気もします。美味しいお店は多いので、ぼくもたまにごはんを食べにくることはあります。
住むより仕事・食事で来るエリア:虎ノ門
虎ノ門ヒルズがある虎ノ門は、観光地ではなくオフィスがメインの街です。虎ノ門ヒルズも敷居が高いというか…。個人的には親しみを感じられなかったエリアでした笑。
住むより仕事・食事で来るエリア:京橋
すぐ近くに東京駅、銀座などがある京橋駅。こちらも落ち着いた雰囲気のオフィス街となっています。治安もよく飲食店もそこそこあって、何より東京駅がすぐ近くなので新幹線を使えばすぐに日本各地に行くことができます。住みにくいというほどでもないのですが、マンションはかなり少ないので探すとしたら苦労しそうなエリアです。